ＦＰよもやまばなし

以前「「世界に分散投資」」の記事の中で、十分に分散して、世界の債券、株式に投資することは「世界経済への成長」への投資と同じ意味を持つ。と書きました。

今日は投資先として世界と言う「国・地域」ではなく、投資する資産として「商品市場=コモディティ」について書きます。

分散することの意味は「値動きが異なる投資先」を選ぶことで「値動きのリスクを減らす」ことにあります。
その方法として「国・地域」と言う投資先があり、資産として「株式、債券、不動産投資信託(REIT)、商品」があります。

商品(コモディティ)投資とは、貴金属、原油、鉄・銅、穀物などに投資することですが、これらの商品市場全体の動きに投資する投資信託があります。

9/22付けの日経新聞によると、サブプライムローン問題で株式市場、債券市場が落ち込み、マネーは商品市場に向かっている。との記事がありました。
金、原油、銅、大豆の価格が8月中旬以降高騰しているグラフが掲載されています。
同時に、貴金属・鉱物の産出国の通貨が高くなっているようです。

私は以前から「お金はどこかに動いていくので、様々な国と様々な資産に分散投資すべき」と考えていて、お客様にも資産の分散を薦めてきましたが、それが日経新聞の記事で証明されました。

「お金は巡る」を実感。