FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

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アメリカの宝くじ

「アメリカの宝くじ」と言うと時々ニュースになるくらい、日本では考えられない金額が賞金になります。
100億円、50億円なんて当たり前で、かつて360億円を当てた人が出ました。

日本の「年末ジャンボ」と同じようにアメリカでもパワーポール社が「年末パワーボール」を発売しています。
この宝くじで、2002年末に、3億1500万ドル(約360億円)を当てた人がいました。

しかし、この賞金は29年間の分割払いにした場合に手に出来る金額で、一括でもらう場合は1億7000万ドルになります。
この方は、元気なうちに手にしたいと思って、一括払いを選択しました。
税金が引かれ、実際に手にした金額は9300万ドル(約107億円)だったそうです。

分割による賞金額は、毎年1086万ドルを29年間もらえることになります。
この毎年もらえる1086万ドルの29年分の合計の価値と、現在一括でもらえる1億7000万ドルの価値が一緒になる利回りは5.15%になります。
アメリカの金利は高いので、こうしたことが起こりえるのですね。

※17000=1086+1086/(1+R)+1086/(1+R)2+・・・1086/(1+R)28 R=5.15%

さて、この賞金を手にした方 それから5年経って、「その後」の人生がニュースになっていました。

手にした100億円によって、泥棒に狙われ、誘拐騒ぎがおき、奥さんとは別れ、孫娘が亡くなり、友人とも縁が切れてしまったとのこと。

突然夢のようなお金が現実となって手に入ると、「人生変わる」と言われますが、本当ですね。


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アメリカの宝くじ