日本国債の格付けが1段階を引き上げられました。
A2⇒A1です。
格付けは「債券」に対して、格付け会社が「債券の信用」に対して付けるものです。
簡単に言ってしまえば「その債券の発行元が潰れないかどうか=信用度」を示しています。
会社が発行する社債は格付けが付かないと、その会社の信用度が分からないので、だいたい付いていますが、実は、国が発行する国債にも格付けされています。
有名な格付け会社はアメリカの「ムーディーズ」「S&P」がありますが、格付け会社によって格付けが異なっていることもあります。
今回の引き上げはムーディーズが行ったものですが、ムーディーズの格付けはこんな順番になっています。
Aaa(トリプルA)、Aa(ダブルA)、A(シングルA)、Baa、Ba、B、Caa、Ca、C
※Aa~Caaまで格付けには、更に1、2、3の番号が付いて、1が一番高くなっています。
S&Pはこんな順番です。
AAA、AA、A、BBB、BB、B、CCC、CC
※AA~CCCまで格付けには、更に+、-が付いて、記号がないものに比べ+の方が高くなっています。
今回の格付け引き上げによって日本はA2⇒A1となったので、上から6番目だったのが、5番目に上がったということになります。
ちなみに、S&Pは「AA」です。
ここで、先進8カ国の格付けを調べました。(ムーディーズ/S&P)
アメリカ(Aaa/AAA)、イギリス(Aaa/AAA)、ドイツ(Aaa/AAA)、
フランス(Aaa/AAA)、カナダ(Aaa/AAA)、イタリア(Aa2/A+)、
ロシア(Baa2/A-)、日本(A1/AA)
他の先進国と比べると日本の格付けは低水準にあり、財政状況は依然厳しく、国債の発行残高は671兆円もあります。
国民一人当たりの借金は536万円です。
国の借金がなかなか減らないので、格付け会社も格付けを上げれないわけです。
他の国々の国債は一般的に国内だけでなく、他国で消費されることが多いので、「信用度の低下は売り」になりやすいのですが、日本の国債の殆どは銀行、保険会社などの機関投資家が買っていて、つまり日本国内で消費されているので、「信用度が低下したから国債を売る」と言うことは起きにくいと言われています。
A2⇒A1です。
格付けは「債券」に対して、格付け会社が「債券の信用」に対して付けるものです。
簡単に言ってしまえば「その債券の発行元が潰れないかどうか=信用度」を示しています。
会社が発行する社債は格付けが付かないと、その会社の信用度が分からないので、だいたい付いていますが、実は、国が発行する国債にも格付けされています。
有名な格付け会社はアメリカの「ムーディーズ」「S&P」がありますが、格付け会社によって格付けが異なっていることもあります。
今回の引き上げはムーディーズが行ったものですが、ムーディーズの格付けはこんな順番になっています。
Aaa(トリプルA)、Aa(ダブルA)、A(シングルA)、Baa、Ba、B、Caa、Ca、C
※Aa~Caaまで格付けには、更に1、2、3の番号が付いて、1が一番高くなっています。
S&Pはこんな順番です。
AAA、AA、A、BBB、BB、B、CCC、CC
※AA~CCCまで格付けには、更に+、-が付いて、記号がないものに比べ+の方が高くなっています。
今回の格付け引き上げによって日本はA2⇒A1となったので、上から6番目だったのが、5番目に上がったということになります。
ちなみに、S&Pは「AA」です。
ここで、先進8カ国の格付けを調べました。(ムーディーズ/S&P)
アメリカ(Aaa/AAA)、イギリス(Aaa/AAA)、ドイツ(Aaa/AAA)、
フランス(Aaa/AAA)、カナダ(Aaa/AAA)、イタリア(Aa2/A+)、
ロシア(Baa2/A-)、日本(A1/AA)
他の先進国と比べると日本の格付けは低水準にあり、財政状況は依然厳しく、国債の発行残高は671兆円もあります。
国民一人当たりの借金は536万円です。
国の借金がなかなか減らないので、格付け会社も格付けを上げれないわけです。
他の国々の国債は一般的に国内だけでなく、他国で消費されることが多いので、「信用度の低下は売り」になりやすいのですが、日本の国債の殆どは銀行、保険会社などの機関投資家が買っていて、つまり日本国内で消費されているので、「信用度が低下したから国債を売る」と言うことは起きにくいと言われています。