ライフサイクルファンドと呼ばれる投資信託の設定が増えています。
年を重ねるにしたがって、運用資産の構成比率が変わっていくタイプの投資信託です。
一般的には定年で投資信託の運用が終了するため、「定年投信」とも呼ばれます。
投信の購入者が若いうちは、リスクが高い株式の運用比率が高く、年齢が高くなるにつれて株式比率が下がって、債券などのリスクが低い資産での運用比率が増えていきます。
これは、若いうちはリスクが高くて、資産が目減りしても挽回のチャンスがありますが、高齢になると挽回のチャンスが少なくなるため、リスクを抑えた運用に自動的に変わっていきます。
「楽だな、便利だな」と感じますが注意点が2つあります。
1つ目は、
この投資信託は確定拠出年金向けに設定されていることが多いのですが、年齢に沿った運用比率は決められています。
そのため、高齢になって、株式相場が好調のときに株式の比率を高めたくてもできない、と言ったデメリットがあります。
(逆に若い時に株式相場が低迷しても、比率は変えることはできません)
2つ目は、
運用比率の見直しが、単純に「高齢だからリスクがとれない、だから株式比率を落とす」とされていることです。
リスクを取れるか取れないかは、「年齢ではなくて、人それぞれの余裕資金の大きさ」にかかっています。
ですので、高齢者であってもリスクが高い株式の比率が高くても良いこともあるのです。
投資をする際には、面倒くさがらずに自分で運用を決められるようにしていきたいですね。
年を重ねるにしたがって、運用資産の構成比率が変わっていくタイプの投資信託です。
一般的には定年で投資信託の運用が終了するため、「定年投信」とも呼ばれます。
投信の購入者が若いうちは、リスクが高い株式の運用比率が高く、年齢が高くなるにつれて株式比率が下がって、債券などのリスクが低い資産での運用比率が増えていきます。
これは、若いうちはリスクが高くて、資産が目減りしても挽回のチャンスがありますが、高齢になると挽回のチャンスが少なくなるため、リスクを抑えた運用に自動的に変わっていきます。
「楽だな、便利だな」と感じますが注意点が2つあります。
1つ目は、
この投資信託は確定拠出年金向けに設定されていることが多いのですが、年齢に沿った運用比率は決められています。
そのため、高齢になって、株式相場が好調のときに株式の比率を高めたくてもできない、と言ったデメリットがあります。
(逆に若い時に株式相場が低迷しても、比率は変えることはできません)
2つ目は、
運用比率の見直しが、単純に「高齢だからリスクがとれない、だから株式比率を落とす」とされていることです。
リスクを取れるか取れないかは、「年齢ではなくて、人それぞれの余裕資金の大きさ」にかかっています。
ですので、高齢者であってもリスクが高い株式の比率が高くても良いこともあるのです。
投資をする際には、面倒くさがらずに自分で運用を決められるようにしていきたいですね。