FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

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投資先の市場の規模

9/28の記事「お金は巡る」でも書きましたが、サブプライムローン問題を発端として、投資資金の動きが変わってきています。
株式市場から債券、商品市場へ資金が流れています。

流れた先の市場の規模はどの程度なのか、先日の日経新聞に掲載されていました。

・世界の株式市場7200兆円(内、日本500兆円;7%)
 尚、主要先進7か国では4500兆円(63%)
・世界の債券市場5500兆円(内、日本920兆円;17%)
・金の先物市場4.5兆円
・アメリカの原油先物市場14兆円

資金が株式市場から金や原油といった商品市場に流れると、規模が小さいため、少し流れただけでも商品相場を大きく動かすことになります。

更に商品相場の基本的な動きとして、中国などの新興国の経済成長による原油、鉄鉱石等のエネルギー・材料需要増があり、そこに投資(投機)マネーが流れるため、一層高騰することになります。

さて、市場規模を見てがっかりるのは、日本の市場規模の小さいこと。
株式市場はバブルの頃は30%程度占めていたのですが、今や7%です。
分散投資の配分を考えるときにも、こうした市場規模を考慮するのも一案です。



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