ＦＰよもやまばなし

最近　いろいろなETF(上場投資信託)が購入できるようになってきました。

外国株式の指数「MSCIコクサイインデックス」に連動するETFがニューヨーク証券取引所に上場され、日本の投資家向けに販売されました。活発になれば東京でも上場する予定とのこと。

MSCIコクサイインデックスは、日本を除く２２か国の株式１４８８銘柄で構成する指数で、一般的に「外国株式」の収益率と言うときは、この指数を使用することが多いのですが、ETFというコストの安い投資信託で、海外の株式を購入できる時代になったわけです。

他にも新興国のETFとして、中国ETF、インドETFが購入できます。こちらは証券会社を通じての購入です。

また、株式ではありませんが、金の価格に連動する金ETFが大阪証券取引所に上場され、今年の夏から購入できるようになりました。

ETFではありませんが、不動産投資信託(J-REIT)に、海外の不動産が組み込まれることが解禁され、今後は日本のREITを購入することで、海外の不動産にも投資できるようになっていきます。
日本だけでなく、海外の不動産も組み込まれますので、リスク分散が図られますし、収益率の向上も期待できるかもしれません。

ETFと普通の投資信託の差は、何と言っても手数料の差に現れます。
また、日本の市場に上場されているものは価格を見て、自分でいつでも売買できます。
そして、ETFは市場の動きに追随して動きますので、経済成長とともに長期投資していく人には向いていると思います。