百名山．３５「甲武信ｶﾞ岳」

1990.6.23　「甲武信ｶﾞ岳」　2475Ｍ　奥秩父
（写真は１０月撮影）

この山は、”こぶしがだけ”と読みます。

読みだけのイメージでは”拳が岳”となって、なにやら”いかつい山”と思う方もいるかもしれませんが、漢字で書くと山名の意味が分かります。

「甲州、武州、信州」の３つの国の境にある山のため付いた名前です。
現在では「山梨、埼玉、長野」の県境となります。

そんな訳で、この山は、日本の名だたる川の源流でもあります。
・日本海に向かって流れる「千曲川(信濃川)」、
・太平洋に向かって流れる「笛吹川(富士川)」、
・東京湾に向かって流れる「荒川」

私が登ったときは、千曲川の源流を遡り、源流の最初の一滴でのどを潤しながら、山頂まで行きました。