日経ヴェリタスが「新興国、資源国にマネー還流続くか」と題し、新興国・資源国の通貨が高くなっている様子を伝えています。
新興国や資源国の通貨が、米ドル対比で、3月初旬に比べると、中には3割も高くなっているものが出ています。
日本の円と米ドルでは、変化はありませんので、新興国や資源国の通貨は、日本円に対しても高くなっている、逆に言えば円安になっていると言うことです。
背景は、株価が上昇したのと同じで、金融不安が遠のいたことと、今後の景気回復期待にあります。
資源国では、資源需要が高まるとの思惑が資源価格を押し上げ、資源国の株価を上昇させ、資源国の通貨を買うことにつながっています。
また、新興国では金利が高いことで、新興国通貨買いに向かわせています。
南アフリカランド、オーストラリアドル、ブラジルレアルは、3月初旬以降ぐんぐん上昇し、当時よりも30%前後高くなりました。
オーストラリアについては、中国の景気対策効果で鉄の需要が増え、鉄鉱石の輸出が増えてきています。
中国の鉱工業生産指数が市場予想を上回ったため、豪ドルが買われる場面も見られています。
また、1月~3月の経済成長率は前期比0.4%のプラスとなりました。
そして、金利は3%。
日米欧の先進国よりは、金利は高く、経済成長率がプラスとなれば、豪ドルが買われるのは不思議ではありません。
南アフリカは、金の値上がりが背景となって、ランドが買われています。
また金は米ドルが安くなると、金が高くなる傾向あって、一層ランドが買われる傾向にあります。
金利は7.5%です。
ブラジルは、金利がなんと9.25%。
世界でも最も高い金利の国の一つですので、レアルを買うために、世界中から資金が入ってきています。
これで、レアル高となっています。
資源国、新興国は、輸出で稼ぐ国でもあり、通貨高になると輸出には打撃となります。
経済成長の腰折れを招かないような、慎重な金利政策が続くと予想されます。
新興国や資源国の通貨が、米ドル対比で、3月初旬に比べると、中には3割も高くなっているものが出ています。
日本の円と米ドルでは、変化はありませんので、新興国や資源国の通貨は、日本円に対しても高くなっている、逆に言えば円安になっていると言うことです。
背景は、株価が上昇したのと同じで、金融不安が遠のいたことと、今後の景気回復期待にあります。
資源国では、資源需要が高まるとの思惑が資源価格を押し上げ、資源国の株価を上昇させ、資源国の通貨を買うことにつながっています。
また、新興国では金利が高いことで、新興国通貨買いに向かわせています。
南アフリカランド、オーストラリアドル、ブラジルレアルは、3月初旬以降ぐんぐん上昇し、当時よりも30%前後高くなりました。
オーストラリアについては、中国の景気対策効果で鉄の需要が増え、鉄鉱石の輸出が増えてきています。
中国の鉱工業生産指数が市場予想を上回ったため、豪ドルが買われる場面も見られています。
また、1月~3月の経済成長率は前期比0.4%のプラスとなりました。
そして、金利は3%。
日米欧の先進国よりは、金利は高く、経済成長率がプラスとなれば、豪ドルが買われるのは不思議ではありません。
南アフリカは、金の値上がりが背景となって、ランドが買われています。
また金は米ドルが安くなると、金が高くなる傾向あって、一層ランドが買われる傾向にあります。
金利は7.5%です。
ブラジルは、金利がなんと9.25%。
世界でも最も高い金利の国の一つですので、レアルを買うために、世界中から資金が入ってきています。
これで、レアル高となっています。
資源国、新興国は、輸出で稼ぐ国でもあり、通貨高になると輸出には打撃となります。
経済成長の腰折れを招かないような、慎重な金利政策が続くと予想されます。