民主党政権の最初の仕事として取り組んだ、今年度の補正予算14.6兆円からのムダカット。
当初2兆円と見積もられ、「もっとガンバレ」との号令で、更に5000億円増えました。
しかし、来年度からの目玉政策である「子供手当て」「ガソリン等の暫定税率廃止」などにより7.1兆円が必要で、その財源として今年度の補正予算の凍結により3兆円を目論んでいました。
しかし、結果は2.5兆円。
省庁別の凍結額を見ていると、内閣府は2.5兆円の補正予算枠を持っているのに、凍結したのは99億円。
比率にしてたったの0.4%。
一方、国土交通省は2.3兆円の枠に対し、凍結額は8875億円。
比率にして38.1%。
あまりに開きがあるので、理由を知りたいですね。
一部では、内閣府の予算には地方への拠出分が入っていて、各省の地方凍結分に合わせ、内閣府も今後減らしていくとの話があります。
今回の凍結額2.5兆円の中には、公共投資や機材購入費の凍結が入っていますので、これが減少することで、「今年度の経済成長率が-0.1~-0.2%下押しする可能性がある」、との試算も出ています。
民主党としては厳しい舵取りが必要です。
もともと今回の14.6兆円の補正予算には「アニメの殿堂」に代表されるように、ムダと思われる公共投資も多く入っています。
しかし、一旦は国会を通過し、地方経済に浸透し始めていただけに、地方の建設業界からは「今更カットするな」との声も聞こえています。
緊急経済対策として始めたわけですので、自民党政権の置き土産は、しっかり地方自治体や経済界に予算として組み込まれました。
期待していただけに、今頃になってカットでは困るというわけです。
民主党としては「雇用を中心とした追加経済対策」を出していく予定とのことです。
当初2兆円と見積もられ、「もっとガンバレ」との号令で、更に5000億円増えました。
しかし、来年度からの目玉政策である「子供手当て」「ガソリン等の暫定税率廃止」などにより7.1兆円が必要で、その財源として今年度の補正予算の凍結により3兆円を目論んでいました。
しかし、結果は2.5兆円。
省庁別の凍結額を見ていると、内閣府は2.5兆円の補正予算枠を持っているのに、凍結したのは99億円。
比率にしてたったの0.4%。
一方、国土交通省は2.3兆円の枠に対し、凍結額は8875億円。
比率にして38.1%。
あまりに開きがあるので、理由を知りたいですね。
一部では、内閣府の予算には地方への拠出分が入っていて、各省の地方凍結分に合わせ、内閣府も今後減らしていくとの話があります。
今回の凍結額2.5兆円の中には、公共投資や機材購入費の凍結が入っていますので、これが減少することで、「今年度の経済成長率が-0.1~-0.2%下押しする可能性がある」、との試算も出ています。
民主党としては厳しい舵取りが必要です。
もともと今回の14.6兆円の補正予算には「アニメの殿堂」に代表されるように、ムダと思われる公共投資も多く入っています。
しかし、一旦は国会を通過し、地方経済に浸透し始めていただけに、地方の建設業界からは「今更カットするな」との声も聞こえています。
緊急経済対策として始めたわけですので、自民党政権の置き土産は、しっかり地方自治体や経済界に予算として組み込まれました。
期待していただけに、今頃になってカットでは困るというわけです。
民主党としては「雇用を中心とした追加経済対策」を出していく予定とのことです。