ＦＰよもやまばなし

お客様と相談をして、提案書やキャッシュフロー表を作成するにはいろいなツールが必要となります。

資産運用の提案では、いくつかの金融商品ごとに、様々な条件で元本がどの程度増えるのか、元本割れのリスクはどのような条件なのか 試算できるような仕組みを作り、必要に応じてお客様に提示しています。

また生命保険の提案では必要保障額の計算ができるような仕組みを作ったり、キャッシュフロー表で長い人生において、預貯金の増減が分かるような仕組みを作ったりしています。
あるいは、退職後の老後の生活費と年金の給付予想額を計算する仕組みを作り、退職前までに用意しておくべき預貯金額を試算してお客様にお見せしています。

こうしたツールは全てＥＸＣＥＬでオリジナルで作っていたのですが、最近某ＦＰソフトを購入して、いろいろと試してみると、自分で苦労して作るよりも簡単にシミュレーションができることが分かり、やはりソフトは専門のものを使った方が良いのかな　と思った次第です。

但し、難点が2つ。
一つ目は、入力しなければならないデータを多く、お客様へお聞きする項目が増えること。
（もちろん、その分　より試算値の精度が高くなりますが）
もう一つは、「この部分はこうしたいのに」と思っても、パッケージ化されたシステムですので自由度に欠けるところがある点。

全体としては自前よりも優れた点が多いので　今後は使用頻度を増やしていきます。
ご家庭を持ったお客様、住宅ローンがあるお客様に使うと便利のようです。