経済産業省が2018年6月29日に発表した、2018年5の自動車の国内生産台数(速報値)は、前年同期比+4.5%増、前月比-6.9%減の72.4万台となりました。
4か月連続の前年比増加となりました。
内訳は、トラックやバスなどを除いた乗用車全体の生産台数では前年比+4.0%です。
◆一方輸出は、前年比+7.7%、前月比-20.4%の34.5万台。
中米と大洋州を除き、各地域で増加。
輸出は何と言っても、アメリカ向けが多く、全世界の内34%を占めます。
それだけに、トランプ大統領の関税などの政策次第で、輸出状況も大きく変わります。
輸出先 万台 前年比
アジア向け 4.7 +10.2%
内中国向け 1.4 -10.4%
中近東向け 2.9 +28.0%
ヨーロッパ向け 6.7 +14.2%
北米向け 13.7 + 3.8%
内アメリカ向け11.8 + 0.1%
中米向け 1.3 - 4.1%
南米向け 1.7 +16.8%
アフリカ向け 1.0 +27.6%
大洋州向け 2.9 -10.1%
◆販売台数の5月のブランド別の台数と前年対比は以下の通り。
(乗用車、トラック、バスの合計)
出典:日本自動車販売協会連合会 2018/6/6発表
万台 前年比
・トヨタ 10.7 - 7.0%
・レクサス 0.4 +56.6%
・ダイハツ 4.5 - 8.2%
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・スズキ 5.4 + 7.3%
・スバル 0.9 -35.0%
・マツダ 1.6 +24.2%
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・日産 4.1 - 1.3%
・三菱 0.7 +11.5%
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・ホンダ 5.2 + 7.6%
自動車産業はすそ野が広い産業です。
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