FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

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2023年の死因は新型コロナが減り、老衰が増加

2023年の死因は新型コロナが減り、老衰が増加
2024年6月5日に発表された厚生労働省の「2023年の人口動態調査結果(概数)」によると、1年間で亡くなった方は157.6万人。
前年よりも0.7万人増加。


昭和以降過去最多の死亡者数(昭和19年~21年はデータなし)でしたが、老衰、誤嚥性肺炎での死亡が増えています。
年齢別では、80歳以上の方の死亡数が前年よりも0.8万人増えています。

                               (前年比)
1位・・・悪性新生物(ガン) ・・・24.3% 38.2万人(-0.3万人)
2位・・・心疾患(心筋梗塞等)・・・14.7% 23.1万人(-0.2万人)
3位・・・老衰        ・・・12.1% 19.0万人(+1.0万人)
4位・・・脳血管疾患(脳卒中等)・・・ 6.6%10.4万人(-0.3万人)
5位・・・肺炎         ・・・ 4.8% 7.6万人(+0.2万人)
6位・・・誤嚥性肺炎      ・・・ 3.8% 6.0万人(+0.4万人)
※新型コロナ          ・・・ 2.4% 38万人 (-0.9万人)

「日本人の三大疾病」と言われる「がん、心疾患、脳血管疾患」は、昭和33年以降日本人の死因の上位を独占。
高齢者に多い肺炎が5位に入り、老衰は3位。

年齢別でみてみると、働き盛りの20代、30代は「自殺」が一番多く、全体の約4割の方が自殺で亡くなっています。

何だか辛いですね。

学校を卒業して、社会人となり、様々な軋轢の中で自殺する人がいる一方で、自殺せずに過ごせても、40歳代以降は三大疾病で亡くなっていく人が多いのです。

病気にならず、事故にも合わず、何事もなく亡くなるのがいかに難しいのかが、よくわかります。
人はいつかは亡くなりますが、悔いの無い人生を歩みたいものです。




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