FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

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アメリカで医療保険詐欺蔓延

アメリカには、日本のような「国民皆保険」の制度はありません。

日本では、市町村か国か企業か、何れかの健康保険の制度に加入できます。
健康保険の財政は逼迫していますが、毎月保険料を払うことで、「自己負担3割」とか、「高額療養費制度」を受けることができます。

しかし、アメリカには、一部の高齢者や低所得者向け保険を除けば、民間の医療保険しかありません。
そして、国民の15%、4600万人もの人が「無保険者」です。

医療費が高額なために、無保険者は医療を受けられなかったり、保険に加入していても保険金が支払われなかったり、加入している保険によって医療が制限されたり・・・

これに関する問題は昨年マイケル・ムーア監督が映画「SICKO(シッコ)」で告発していました。

今日の話題は、この民間の医療保険に関する「詐欺」についてです。

多くの病院の経営者と医者と製薬会社が結託して、保険金の水増し請求をしていることが、アメリカの病院の調査で判明しました。
10年間で1兆円。
これがアメリカの高額医療費の一因でもあるとの指摘。

アメリカでは大統領選挙が行われていて、民主党のオバマさんは「国民皆保険」を政策に上げていますが、こうした保険金詐欺を根絶しないと、皆保険にした場合は財政が厳しくなりますね。


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アメリカで医療保険詐欺蔓延