8月の消費者物価指数は、7月に続いて2.4%となりました。
右肩上がりで続いてきた物価ですが、8月に入ってガソリン価格が下がり始めたため、物価上昇も横ばいに転じました。
しかし、食料品の価格上昇は続いており、この10月は電力、ガス代の値上げがありました。
私達の物価上昇率は、普段何回も購入する身近なものがガンガン値上げされているため、上のグラフの2%台の上昇率では"ピン"とこないかもしれません。
そこで、今回は「購入頻度別の物価上昇率」をグラフ化しました。基データは総務省の発表です。
この上昇率でも、まだ"ピン"とこないかもしれません。
個別の商品では、前年同月対比の上昇率の事例は以下の通りです。
・スパゲッティ・・・+33.2%
・食パン・・・+20.0%
・チョコレート・・・+25.0%
・うなぎ蒲焼・・・+25.1%
・チーズ・・・+27.0%
・食用油・・・+21.5%
では、預金金利はと言うと、一年ものの定期預金ではネット銀行で、高くても1%。
県内の普通の銀行では0.35%です。
これでは、物価上昇に負けてしまいます。
賃金は上がらず、預金金利もいまひとつ。
物価上昇に負けない資産運用、生活防衛のため資産運用が必要です。