FPよもやまばなし

浜松近郊で活動するファイナンシャル・プランナーFP鈴木が、世の中のお金にまつわることや、趣味の映画、山歩き、写真について、書き綴っています。

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貿易赤字が過去最大

財務省の発表によると、8月の貿易収支は「赤字」になりました。

日本の主要産業は貿易、つまり輸出で稼いでいます。
ですので、円高が進むと、自動車、電機、機械といった産業の利益が減り、株も下がるのです。

※円高・・・輸出は基本的にドルで契約します。
例えば、1ドル110円で輸出していたものが、円高となって100円になると、日本に入ってくるお金は10円目減りします。

日本は原材料を輸入し、製品を輸出するので、輸入額よりも輸出額の方が多い・・・つまり「貿易黒字」が一般的なのですが、

世界的な経済の減速で輸出があまり増えず、
原油や穀物等の輸入額が大幅に増えたため、

8月は2006年1月以来の”貿易赤字”となりました。
(ちなみに、輸出は前年比0.9%の増、輸入は20.2%の増)

そして、赤字額は1985年の統計開始以降の最高水準となりました。

今後は経済の減速を受けて、原油や穀物も値下がりしていますので、輸入額は減っていくと思いますが、問題は輸出。

アメリカなどの先進国だけでなく、新興国も含め、経済が復調していかないと、こちらは簡単に増加するものではありません。

輸出額が増えてくれば、経済も回復してきたと見ることができます。


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貿易赤字が過去最大