円が急騰しています。
昨日は、一時1ドル90円台になりました。1995年8月以来、13年ぶりです。
(この年は4月に、最高値の79円台を付けました)
ユーロは、117円台。2002年9月以来の6年ぶり。
高金利で、資源国のオーストラリアドルは、57円台。2000年11月以来の8年ぶり。
今年に入って、ドルは3月に95円台を付けました。
しかし、ユーロと豪ドルは今年7月まで”円安”が進んでいたのです。
ユーロは7月に最安値の171円となりましたので、そこから見れば、32%の円高となっています。
豪ドルは、7月に105円を付けましたので、46%の円高。
ちなみにドルは3月に100円を割り込みましたが、その後円安が進み、7月は108円となりました。
そこからは、17%の円高。
金融危機が世界各国に飛び火し、実体経済に陰りが見え始めた夏から、円が買われています。
こんなに急激に円高が進むと、輸出で稼ぐ企業にとっては、大きな痛手となります。
電気、自動車、機械などの輸出型企業の株価は一気に下がりました。
そして、日経平均株価は、2003年4月にバブル後最安値を付けた7607円に迫る”7649円”を付けました。
前日比-811円の史上5番目の下げとなる-9.6%となりました。
今年の10月だけで、史上10位の下落率の中に4番入っています。
異常です。
さて、円が買われているのは、欧米に比べれば、”まだまし”だから。
欧米が金利の利下げを実行したのも、円高が進んでいる要因です。
日本の金融機関はサブプライム問題の痛手は軽く済み、企業はバブル崩壊後筋肉質の体質に変わっていったので、ドルやユーロを売って買うとすれば、利下げ余地が少ない円が残るというわけです。
株価を評価する指標はいろいろありますが、多くの指標で”日本の株価は安すぎる”というメッセージが出ています。
アメリカの著名の投資家も「日本の株は激安」と発言したようで、投資先として挙げたのは日本株とのこと。
やはり、今の株式市場は”買い場”のようです。
昨日は、一時1ドル90円台になりました。1995年8月以来、13年ぶりです。
(この年は4月に、最高値の79円台を付けました)
ユーロは、117円台。2002年9月以来の6年ぶり。
高金利で、資源国のオーストラリアドルは、57円台。2000年11月以来の8年ぶり。
今年に入って、ドルは3月に95円台を付けました。
しかし、ユーロと豪ドルは今年7月まで”円安”が進んでいたのです。
ユーロは7月に最安値の171円となりましたので、そこから見れば、32%の円高となっています。
豪ドルは、7月に105円を付けましたので、46%の円高。
ちなみにドルは3月に100円を割り込みましたが、その後円安が進み、7月は108円となりました。
そこからは、17%の円高。
金融危機が世界各国に飛び火し、実体経済に陰りが見え始めた夏から、円が買われています。
こんなに急激に円高が進むと、輸出で稼ぐ企業にとっては、大きな痛手となります。
電気、自動車、機械などの輸出型企業の株価は一気に下がりました。
そして、日経平均株価は、2003年4月にバブル後最安値を付けた7607円に迫る”7649円”を付けました。
前日比-811円の史上5番目の下げとなる-9.6%となりました。
今年の10月だけで、史上10位の下落率の中に4番入っています。
異常です。
さて、円が買われているのは、欧米に比べれば、”まだまし”だから。
欧米が金利の利下げを実行したのも、円高が進んでいる要因です。
日本の金融機関はサブプライム問題の痛手は軽く済み、企業はバブル崩壊後筋肉質の体質に変わっていったので、ドルやユーロを売って買うとすれば、利下げ余地が少ない円が残るというわけです。
株価を評価する指標はいろいろありますが、多くの指標で”日本の株価は安すぎる”というメッセージが出ています。
アメリカの著名の投資家も「日本の株は激安」と発言したようで、投資先として挙げたのは日本株とのこと。
やはり、今の株式市場は”買い場”のようです。